2013年1月7日星期一

中島 アスレチックスなら「掃きだめに鶴」

中島 アスレチックスなら「掃きだめに鶴」
「中島選手は気が楽になるかもしれませんね」
 メジャーリーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏が言う。

 アスレチックスへの移籍が決まった前西武の中島裕之(30)。打撃もさることながら、懸念されるのはその守備力だ。

 向こうの球場はほとんどが天然芝。人工芝に比べて打球の勢いが殺されるため、ダッシュ力と肩の強さが要求される。過去にメジャー挑戦した松井稼や西岡も、対応に苦慮していた。本人は、「WBC(の本戦)でやった感じでは嫌な感じはしなかった。(神戸の)ほっともっとフィールドみたいに、土が軟らかくない。砂場みたいな感じだと嫌だけど、守りやすかったですね」と言っているものの、中島はお世辞にも守備はうまくない。

 04年から昨季(12年)まで、9年連続2桁失策。リーグワースト記録も5回ある。昨季の18失策も、同2位の数字だ。いくら本人が「大丈夫」と言っても、不安は残る。

「でも……」と冒頭の友成氏が言う。
「アスレチックスの内野陣の守備がひどいのはメジャーでも有名です。昨季、遊撃と二塁が記録した併殺数は88個、93個。ア・リーグでは下から数えて2番目、3番目と非常に少ない。失策数は昨季こそ平均レベルだったが、11年は26個、16個。いずれもリーグワースト2位、3位です。遊撃のペニントンはトレードとなったが、二塁のウィークスは今季もいる。しかも、捕手出身で三塁のドナルドソンも、守備が壊滅的。アスレチックスの内野手でゴールドグラブを獲得したのは最近では、06年のエリック・チャベス(三塁手)くらい」

 アスレチックスの首脳陣もファンも、ひどい守備は見慣れている。中島が多少ポロポロやったところで、周りにはもっとヒドイのがいる。それだけで、精神的には確かにラクだ。中島は入った球団がよかった。日刊ゲンダイ【関連記事】 アスレチックス入団 中島の武器は鈍感力 中島裕之アスレチックス入り 日本人メジャー内野手に松葉杖は欠かせない 中島 敏腕GMと本拠地の芝に殺される
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