世界へ翔ぶ!石川遼、米ツアー本格参戦
男子プロゴルフの石川遼(21)=パナソニック=は2013年、初めて米ツアーに本格参戦する。昨年のスポット参戦で賞金シード入りを果たし、プロ転向6年目の今年は大きくステップアップするつもりだ。新たな挑戦に向けて、野球のダルビッシュ有(26)やサッカーの香川真司(23)のように、世界最高レベルの舞台で輝くことを目標に掲げた。
ことし22歳になる石川が、並々ならぬ決意を胸に海を渡る。新たな年を迎えるにあたり、力強く口にした。
「香川さんや本田さん、ダルビッシュさんなど、サッカーや野球では世界最高峰の舞台で日本の選手が活躍している。けれど、ゴルフ界はとんでもなく置いていかれている。自分が変えたい」
石川は今季からゴルフ界の最高峰、米ツアーに本格参戦。同ツアーに挑んだ日本人では、丸山茂樹が2001年から3年連続で優勝を挙げるなど奮闘したが、以降は08年に今田竜二が1勝したのを最後に優勝者はなし。サッカーの欧州主要リーグや大リーグで日本選手が何人も主力選手となっている他競技に比べれば、ゴルファーは世界から取り残されている感は否めない。
特に石川の記憶に残っているのは、ダルビッシュが昨年1月末、日本球界を離れる際に行った会見での言葉だ。
「日本人選手の評価が米国で低くなっている。下に見られているのが嫌だった」。ダルビッシュのこんな表現に、石川も共感。「ダルビッシュさんのように『日本のゴルフ界も強い、ということを証明しにいく』とまではまだいえない。けれど、自分はそれを変えられるチャンスを0・1%でも持っている。がんばりたい」と意気込んだ。
初戦は17日開幕の「フマナ・チャレンジ」(米カリフォルニア州)。昨年末は沖縄で合宿を行い、1年をフルに戦える肉体作りに励んできた。ハイレベルな米ツアーでの戦い。「簡単に結果を出せる世界ではないことは、この何年かでわかった。シード権を獲得するのが目標」と現実的なラインを設定しながらも、目を輝かせて付け加えた。
「『メジャーで勝つ』という目標、夢は変わっていない。16歳でプロになったときと、向いている方向は一緒です」
近日中に日本を出発。新たな戦いの場に打って出る。【関連記事】 遼、公式トレーナー帯同で来季米ツアー初Vだ 韓国との差は1打への執着心 美香、白鵬に刺激“女子ゴルフの横綱”目指す 藤田にマスターズ招待状届く「スタートに立てる」 オール巨人Jr、南出がL-1初優勝
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